自分の知らない言葉は検索できない

デジタルな世界は能動的に動くことを是とする。受身で情報収集していてるのならアナログな世界で情報を得ることと変わらないない。yahooニュースでニュースを知ることと、朝のニュース番組でニュースを知ることにそんなに違いはない。

インターネットで、わからない言葉に出会ったときに瞬時に検索できるって言うよね。だけど、よくよく考えればニュース番組だって丁寧に解説してくれているじゃないか。

本屋さんで何気なくとった本が世界を広げてくれる。そんな感覚をネットの世界に持ち込んだのがtwitterなりMIXIなりの友達がしゃべった言葉だ。

デジタルな検索の世界には偶然の出会い、セレンディピティがない。もちろん、そこに挑戦する動きも当然のごとくある。twitterの中から重要っぽい言葉を重み付けして、自分の発言を係数にしたら、みたいなアルゴリズムを考えるのが次世代検索エンジンなんだろう。

検索のインプットが単なる単語、キーワードでは足りなくなった。人が面白いと思う感覚は千差万別だ。「面白い画像」に対する検索結果がすべての人にとって同じ結果ではなくて、わたしだけの結果であること。自分の発言やネット上での行動から文脈、コンテキストをキーにする。そういう検索方法っていうのが今後生まれてくる。

そんな検索エンジンが実現できたとして……

そこで自分も知らない結果が突きつけられたら?
自分でも気づかなかった新しい「面白い画像」であればいい。例えば、とんでもなく猟奇的な画像を「面白い画像」の検索結果として突きつけられたらどうなるだろう。

技術は使い方である。コンテキスト検索が自分自身の持つ闇の感情やネガティブな思想を呼び起こすプログラムだとしたら、その結果を直視できるだろうか。

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