ソーシャル・ネットワーク

マーク・ザッカーバーグは「世界で最も若い10人の億万長者」のひとりである。「ソーシャルネットワーク」は彼が大学時代に作ったWebアプリケーション「facebook」とそれにまつわる物語だ。

彼の在籍するハーバード大学限定で始まった「facebook」は瞬く間にキャンパスを席巻。少しづつサービスを拡大し数年で5億人が使うアプリケーションにまで成長した。世界人口が69億人。世界の14人にひとりが使っている計算である。

誰もが使いたがるソフトウェアは金のなる木だ。「facebook」が成長していく過程で買収の話は幾度となくあった。売れるソフトウェアに買収の話はつきものである。いかに高値で大企業に買われるか?大学発のベンチャー企業が考えるゴールのひとつだ。

しかし、自分のチカラでゼロから生み出したソフトウェアはエンジニアにとって宝物である。会社ごと売り払って大金を手にするか、会社を存続させてソフトウェア開発を続けるか。2択を迫られる。10億ドルを突きつけられて平気な人間などいやしない。そういうギリギリの葛藤の世界だ。

この映画の面白いところは、主人公の行動原理がハッカー的な思考にもとづいていることにある。ビジネスマンであるよりもプログラマーであることに価値観を置く。さきほどの買収話もそのハッカー的思考にもとづいて判断をくだす。その考え方は共感を覚える。

いままでにいろんなビジネス書を読んできてしっくりとこない理由がわかった気がした。。ビジネスマン的思考はわたしのモノの考え方にそぐわない。自分の考え方はプログラマーのそれであり、エンジニア的思考のそれであり、ハッカー文化のそれである。立ち居地がそこにあること確認することができた。

「シンプルにやれ」

エンジニアはもっと自由であっていいんだと思う。

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