教育改革の幻想
ゆとり教育の反省から、
やはり勉強はきちんとするべきだという考え方が主流になっているようです。
ゆとり教育とは何だったのでしょうか。
たしかに、余裕のある時間割はこどもたちに自由に使える時間を増やしました。
しかしながら、
与えられた自由な時間を使って本来意図していた自発的に勉強をする。
ではなく、大多数はテレビやゲームなどの遊ぶことに費やされていたといいます。
ゆとり教育は受験戦争や詰め込み教育の反省から生まれたという認識ですが
意外とその前提となっている議論がいいかげんであったことを本書は教えてくれます。
そして抽象的で具体性のない「ゆとり」
どこかで聞いたような覚えのある世界が繰り広げられていたようです。
コンピュータ技術の世界で生きている身としては
知識量がエンジニアの価値を決めている側面があることを無視できません。
ゆとりのある間に
詰め込みでもいいからひとつでも知識を増やしたいものです。
| 教育改革の幻想 (ちくま新書) |
|
![]() |
苅谷 剛彦
筑摩書房 2002-01 おすすめ平均 |


教育改革の本質は別のところにある
ゆとり教育という幻想
コメントをどうぞ。
TrackBack URI :